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いきてるぷりん開発担当者インタビューより

【地元の原風景を残したい、強く感じた15年前の出会い】

私が地産地消を意識したきっかけは、15年ほど前の出会いから。

当時私は東北福祉大の健康食レストランでシェフをしており

そこで地元の生産者の方々と知り合い、様々なお話が聞かせていただきました。

私自身が自然豊かな町の出身ということもあったのでしょう。

その時強く感じた事、それは

「地元の原風景を残したい」でした。

【好調なスタート、しかしあと一歩のところで立ちはだかった壁】

自分の地元の原風景を残したい、その為に何をすべきか

地元の食材を使い、料理を提供し、食べた方が喜んでくれる

生産者が、より仕事に魅力を感じるようにする。

多賀城の味噌蔵、みそらの郷様とのコラボ商品開発を控え

時間をかけて準備をしていましたが、2011年3月11日

私たちの日常、全てが一変してしまった東日本大震災。

私自身も被災してしまい、全て白紙に戻さざるを得なくなりました。

【私自身も被災、しかしどうしても消せなかった想い】

しかし地産地消に関わっていきたいという想いは消せず

震災後も今の状況で自分にできる事は何かを考えました。

多賀城月の市に家族で出店したり

七ヶ浜の国際村で「カフェ ルナ」のオーナーと

炊き出しのお伝いをさせていただくなど活動をしていました。

そうしていくうちに益々

地元の食材を使った料理を作り、お届けし

楽しんで欲しいという想いが一層強くなりました。

【生産者、消費者、製造販売者の三方良しを実現、継続できる取り組みを】

生産者だけ良し、消費者だけ、製造販売者だけ

これでは地産地消はなかなか上手く継続していきません。

一瞬盛り上がっても、すぐに衰退します。

生産者、消費者、製造販売者の三方良しの状態(バランス)

ビジネスが成立する状態を作り出さないと

継続していかないと思っています。

消費者様に「買ってください、応援してください」の

お願いをただするのではなく

「これいいね!」と、魅力を感じていただける商品作り。

運営する自分たちが楽しむだけ、嬉しいだけの自己満足

ではない企画作り。

地元の方、他地域から来られたお客様が参加し楽しみ

消費者も生産者も製造販売者、イベント運営側も楽しむ。

それぞれの困りごとを、ちょっとづつでも解決していく。

地元に住んでいる人、仕事で滞在している人を大切にできる。

そんな企画、商品。

そんな、継続していける地産地消の取り組みを

今後も続けていきます。

多賀城市の花ノ木舎様の有精卵とフロム蔵王様の低温殺菌牛乳

宮城県内コラボレーションの、いきてるぷりんは

15年前から持ち続ける生産者様、消費者様への想い

未来へ残したい地元の原風景

そんな想いの実現を込めて企画し、作りました。


お読みいただき、本当にありがとうございます。

皆様が残したいと思う地元の原風景

どんな風景が思い出されますか?

アイキャッチ画像に使用したのは、私(筆者の)のふるさと

青森県、岩木山の風景です。

私はこの風景が好きです。

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